学校長より

 

主体的に学び、夢に向かって挑戦する生徒の育成を目指して


 本校は、福島県奥会津地方の高等学校教育を担う福島県立南会西部高等学校の分校として昭和23年に設立され、昭和39年に福島県立只見高等学校として独立、今年で創立70年、独立後55年の歴史を重ねた高校です。今年度は、全校生119名が、美しい山並みと雄大な只見川に囲まれた大自然の中で、「小さな学校の大きな可能性」というスローガンのもと、学習に部活動に充実した学校生活を送っています。また、本校は、只見町の厚い支援を受け地域と一体となった教育を行っており、生徒一人ひとりの高校生活の充実に向けた取り組みを様々な角度から行っています。

 
 本校の特徴としては、まず小規模校ならではの「個に応じたきめ細かな指導」があげられます。多様な進路希望に応じた少人数教育や習熟度別授業、個別面談等をとおして、生徒の力や可能性を十分に引き出すことを重視しながら、夢や目標の実現に挑戦し続ける生徒の育成を行っています。また、只見町が運営する奥会津学習センターで寮生活をしながら只見町の生徒とともに学ぶ「山村教育留学制度」を行っています。この春、43名となった山村教育留学生は、地元の生徒と互いに切磋琢磨しながら学校生活を送るとともに、地域との交流を深めながら充実した毎日を送っています。
 
 このような特徴を生かすとともに、社会情勢や入試動向をふまえた進路指導を行い、毎年数名の国公立大学合格者を出すなど進路決定率100%を達成しています。また、小規模校でありながら、生徒の活動も活発に行われています。運動部においては、ほとんどの部が県大会出場を果たすなど積極的な活動が行われ、生徒会活動、文化部、愛好会においては、校内での活動は勿論、地域行事参加やボランティアをはじめ地元只見町と連携した活動を行うなど、充実した活動が行われています。
 
 本校は、これからも保護者や地域の皆様の期待をもとに、「生徒が主役となる学校」「夢の実現が可能な学校」「安全、安心な学校」を目指します。また、現状を適切に分析、評価しながら、「主体的に学ぶ生徒」「地域の未来をつくる人材」の育成に努めて参りたいと考えております。
 
 地域の皆様、保護者の皆様におかれましては、今後とも本校教育活動に御理解いただくとともに、より一層の御支援をお願い申し上げます。そして、何よりも本校で学んでみたいと考えている中学生の皆さんには、自らがこの只見高等学校で学ぶ意義を見出し、是非とも自分の可能性に挑戦して欲しいと思っております。
 
 最後に、開かれた学校づくり、適切な情報発信に努めておりますが、学校の制度、教育活動全般においてご不明な点がございましたら、ぜひお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。 

                      平成30年4月  福島県立只見高等学校 校長 佐竹正徳