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先週から降り続ける雪で、只見町は今にも埋もれそうです。特に、18日、19日の24時間降雪量は観測史上最大となる110cmを記録しました。1日で小学一年生の平均身長くらいの雪が積もったことになります。
除雪した後には雪の壁が出来上がりました。隣に立ってもらった生徒と比較すると、2m近く積もっていることが分かります。雪壁を利用して、かまくらを作ろうとしている生徒もいました。すぐ崩れてしまいましたが…。
昇降口の階段は、本来ならば生徒用と教員用の二箇所あるはずですが、消雪パイプの故障により片方が埋もれてしましました。毎日職員や町の方と協力して階段や駐車場を除雪し、生徒が安全に登下校できるようにしています。玄関に作ったミニ雪だるまは、除雪作業に巻き込まれてしまいました…。
除雪作業は道を作るだけでは終わりません。屋根が重みで潰れないように、雪を下さなければならないです。今回は用具庫やゴミ捨て場の雪下ろしを野球部が手伝ってくれました。さすが雪国で育った子どもたちです。あっという間に片づけてくれました。
週末はクリスマス寒波でより積もると予報されています。まずは安全第一に、只見高校全員で雪を乗り越えていきたいです。
12月12日(月)、
雪の降り積もる只見の冬が刻一刻と迫る中、今日はとても穏やかな晴れ模様の一日でした。
本日は、只見高校の授業風景のうち、3年生の選択授業『フードデザイン』の模様をお伝えしたいと思います。
本日の『フードデザイン』の授業では、
通算5回目となる調理実習を行いました。
今回の献立は、何と『茶碗蒸し』!
手近な食材で作れはするものの、
味付け、火加減ともに繊細さが求められる、
日本料理・オブ・ザ・日本料理の一品です。
鶏のささみ、しいたけ、かまぼこ、芝えびの下ごしらえをし、割りほぐした卵とだし汁を混ぜて卵液を作ります。
茶碗に下ごしらえした具、ぎんなんを入れ、卵液を注げば、あとは蒸すだけです。
蒸し器はないため、大鍋に逆さにした茶碗を入れ、その上に皿を載せた、『代用蒸し器』で料理します。
あとは85℃~90℃でじっくり蒸せばいいのですが、これが地味に忍耐力の見せどころ。
固まらないからといって焦って火を強めたりすると、「す」がたってしまい、
ふわふわした気泡の食感がする、茶碗蒸しとは似て非なる食べ物になってしまいます。
『焦らず、じっくり』。
人生訓にも通じそうなこの言葉が、茶碗蒸し作る際の大事な心得なのです。
選択授業『子どもと発達と保育』では、去る9月に開催された本校の文化祭の企画展示として、『只見歌留多(ただみかるた)』を制作しておりました。
これは、「只見町もしくは只見高校あるある」をテーマに、読み札と絵札を50音分(46種類)の歌留多として制作したものでした。去る10月3日(木)文化の日に行われた只見町の文化祭においても、この歌留多を展示させていただきました。
下が読み札の一例ですが、只高生そして地域の方いずれにとっても、とても共感できるものに仕上がりました。
わ⇒「わらいのたえない 只見高校」 の⇒「のうどうでランニングする 只高生」
え⇒「えんむすび 願い叶える 三石神社」 そ⇒「そんなことより 雪かきしようぜ」
に⇒「にくやきすると だいたいマトン」 も⇒「もしかして ブナの魅力をご存じない?」
本日、12月8日(木)の授業では、この歌留多を使い、『第1回 只見歌留多大会』を開催いたしました。
使用機材は、読み上げソフトで作った46種類の読み札の音声をランダム再生するためのタブレットPC。制限時間が3分と決まっており、2試合同時に展開する中で公平性を保つためにも、こうしたICT機器はとても役に立ちます。
また、よく聞こえるようにBluetoothスピーカーも用意しました。
あとは計時用のストップウォッチ(スマホ)と、メンバー交代を知らせるためのチンベル。レストランのお会計によくあるものですね。
そして当然、感染予防対策のための、手指消毒用アルコール。
本日のメインは団体戦。
団体戦は5チーム総当たり戦で行いました。
3人1チーム、1on1マッチ形式で3分ごとに選手を交代し、獲得した札の総数で勝負を決めます。
選択者全員で制作したこともあり、それぞれが作った歌留多札に深い思い入れを抱きながら、チーム一丸となって、『只見歌留多』を楽しんでいました。
雪が降りました。初雪自体は先週に降りましたが、只見高校周辺に雪が積もったのはこの冬初めてです。
朝は水っぽい雪で地面はびちゃびちゃしていましたが、少しずつ積もりそうな雪に変化しているように感じます。
あっという間に身長を超えるくらい積もってしまうのでしょうか。雪かきの不安はありますが、少し楽しみです。
〒968-0421
福島県南会津郡
只見町大字只見字根岸2358
TEL 0241-82-2148
FAX 0241-82-2554
MAIL tadami-h@fcs.ed.jp
JR只見線は、平成23年豪雨災害の影響により只見駅~会津川口駅間が不通となっておりましたが、2022年10月1日(土)に、11年ぶりに再開通しました。